ナレーション
「連続ラジオドラマ ぶたっていいとも この番組は、PRA豚競争協会の提供でお送りします。
第十一回」

マヤノピッグ
「ひっさしぶりやなぁ、ナリタブー!」

アナライロース
「一年と三カ月十三日十八時間四十三分三十二秒ぶりですねぇ、ナリタ殿」

ナリタブー
「マヤノピッグにアナライじゃないか、元気だった?」

アナライロース
「そろそろ論理的かつ整然と分析するブレーンが必要だと推測したので、吾輩も駆け付けたというわけです」

ナリタブー
「そいつはどうも、ご丁寧に」

マヤノピッグ
「ところで、ワイのサクラちゃんどこや?」

ナリタブー
「サクラなら奥にいると思うけど?
あれ、じゃあ、二人とも仲間になってくれるの!?」

アナライロース
「同じ厩舎の所属というのが正確なところですが」

マヤノピッグ
「ええねんええねん。俺はなんでもええねん。
ワイはサクラちゃんさえおれば。ああサックラちゃーん!」

リョーコ
「あら? また豚が増えてるわねぇ……。
ひいふうみい、色とりどりの豚が五匹!? これはもしかしてあこがれのあれじゃない!?
イエローはどこ!? どこどこどこ!? やったぁーいたぁー!
イエローは絶対にカレーが好きー! そうよそうなのそうなのよう!
あっはー、楽しいー! この豚のチーム名を考えなくっちゃ!

ナリタブー
「またなんか悪乗りしてるなリョーコさん……」

リョーコ
「秘密戦隊ブタレンジャー!
科学戦隊ブッタマンでもいいんだけどぉ!」

ナレーション
「この番組は、PRA豚競争協会の提供でお送りしました。
次回、連続ラジオドラマぶたっていいともをお楽しみに」


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