ナレーション
「連続ラジオドラマ ぶたっていいとも この番組は、今年はどうなの!? PRA豚競争協会の提供でお送りします。
第十九回」
マヤノピッグ
「ナリタブーの必殺技はめっちゃいけてるわぁ」
アナライロース
「吾輩の分析によると、この必殺技はなかなか高いレベルのものですよぉ!」
サクラ
「すごいすごい! さっすが、私のナ・リ・タって感じ! あはん」
ユーリー
「ちかちか……しろろん……きゅぴーん」
ナリタブー?
「い、いやぁ、あでも、これで、次のレースはいただきさ!」
リョーコ
「どうして、うちの豚たちはお気楽、極楽なのかしらねぇーもう!
ちょっとあんたたち、うるさいわよ!」
フジキントン
「リョーコさんのうるささには負けるんだな、んー」
リョーコ
「こ、この口がむかつくのよ、この口が! てえーい!」
びにょん
サクラ
「でも、リョーコさん。ほんとにすごい必殺技なんですよ!」
マヤノピッグ
「ほんまやで! これでナリタはP1豚まっしぐらや!」
ユーリー
「きゅっぴーん」
フジキントン
「ぶー」
リョーコ
「あんたたち、こんな昔の技でほんとに通じると思ってるの!?
ほかの豚たちだって、努力して進化してるのよ!」
フジキントン
「こういうのを温故知新っていうんだなぁ、んー」
リョーコ
「この口かぁ!
この口かぁ! くぁっ、
この口かぁーー! うりゃうりゃうりゃうりゃー!」
びよんびよんびよん
フジキントン
「ぶううううーー」
マヤノピッグ
「ええなあ、フジのやつ、わしもふにーんしてもらいたーいなー」
リョーコ
「リクエストは常時受け付けよ! ほりゃあ!」
ビシィッ
マヤノピッグ
「ええわぁ~、たまらん、こりゃたまらーん! ふふふーん」
リョーコ
「なにこいつ、気色悪い~!
ああもう、こんなバカにつきあってらんないわよ! もう!」
ナレーション
「この番組は、PRA豚競争協会の提供でお送りしました。
次回、連続ラジオドラマぶたっていいともをお楽しみに」
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