ナレーション 「連続ラジオドラマ ぶたっていいとも この番組は、今年はどうなの！？ PRA豚競争協会の提供でお送りします。 第三十四回」 ナリタブー 「よぉし、今日はZとの対決だ！ 前のようにやる気がない俺じゃない。今こそ修行の成果を見せてやるぜ！」 サクラ 「頑張って、ナリター！」 ナリタブー 「任せとけ！ あぁ、Z！」 ユーリー 「きゅぴーん」 ブーブーZ 「これが勝負というものだ。 結果はどうあれ、俺はこれを望んでいた……」 ナリタブー 「そうなのか？ 昔のお前だったらそんなこと言わなかったのにな。 こういうレースを望んでいたのか」 サクラ 「Z……」 ブーブーZ 「ナリタブーよ、このレースで俺は今まで味わえなかった高揚感を……得られたぜ」 ナリタブー 「そんな、そんなこと言うなよZ！ 今まで、君に会うまで俺はダメダメ君だったんだよ。 でも、君がまたレースに復活してくれたから、俺は暗闇から抜け出すことができたんだ」 サクラ 「ナリタ」 バブルトンフェロー 「んっはっはっはっはっはっ！ 面白いですねブーブーZさん！ 君はいつからそんな友情ごっこをするようになったんですか？」 ナリタブー 「友情ごっこ！？」 バブルトンフェロー 「あなたみたいな悪豚（あくぶた）が友情じみたことを言うなんて滑稽ですよおーほっほっほっほほほ！」 サクラ 「な、何がおかしいのよ！」 ナリタブー 「Z……。バブル！ お前はそこまで腐りきった豚だったのか！ Zにあやまれ！」 バブルトンフェロー 「なんだつれないなぁ……私を無視して行ってしまうなんて。 まいいですけど」 ナリタブー 「無視するな！ 人の話は最後まで聞け！」 バブルトンフェロー 「いいですかナリタブーさん！ 私はねぇ、そんな友情ごっこが大っ嫌いなんです」 リョーコ 「もんとあらわれたわねこの腐れ豚」 サクラ 「腐れ豚！」 ナリタブー 「そうだ、お前なんか腐れ豚だ！ おい、こら、なんとか言ってみろ！」 フジキントン 「むしぶー」 バブルトンフェロー 「ウルサーイ！ 雑魚は黙ってろ！」 サクラ 「イヤーン！」 リョーコ 「あんた、私に向かってデカイ口叩くじゃない」 サクラ 「そうよ！ リョーコにデカイ口叩くなんていい根性よ」 ナリタブー 「で、何の用だ、バブルトンフェロー！」 バブルトンフェロー 「んっふっはっはっはっは。 有豚記念で待ってるよ」 ナリタブー 「いきなりかい」 バブルトンフェロー 「まあ君たちには」 「いや？」 フジキントン 「みんな馬鹿だからなぁ、んー」 リョーコ 「修行が足りないのよ！ あの腐れ豚！」 ナリタブー 「バブル、有豚記念で待つってどういうことだ！」 バブルトンフェロー 「来れば分かるさぁ」 ナリタブー 「なんだと」 バブルトンフェロー 「せいぜい頑張ることだねぇ。では、さらばぁ！」 ナリタブー 「ああっ、待て、バブルー！ ちくしょう、腐れバブルめ！ 俺がぶっ倒すぜ！」 リョーコ 「みんなあんな腐れ豚に負けちゃだめよ！」 ナリタブー 「そうだ、戦いだ。あいつの思い通りにならないように、みんなで戦うんだ！」 ナレーション 「この番組は、PRA豚競争協会の提供でお送りしました。 次回、連続ラジオドラマぶたっていいともをお楽しみに」
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