ナレーション
「連続ラジオドラマ ぶたっていいとも この番組は、今年はどうなの!? PRA豚競争協会の提供でお送りします。
第三十六回」

リョーコ
「ん? なんだあれ、手紙?」

ナリタブー
「いてっ! 拾うとこだったのに!」

リョーコ
「なんだゴミか、ナリタブー、捨てといて」

ナリタブー
「あぁ、あの人は豚の手紙なんか読めるわけないか。
なになに、親愛なるナリタブーとそのとりまきの皆さんへ。
今日レース場で面白いものが見られるので、テレビを見てください。ミスターより」

なにぃ、こんなことを書くやつは、そう、あいつだ。腐れ豚バブルトンフェローだ!」

サクラ
「どうしたのナリタ」

ナリタブー
「ああ、サクラ、この手紙見てくれよ」

サクラ
「なにこれぇ! どうしてサクラとそのとりまきじゃないのかしら、ナリタ」

ナリタブー
「それはサクラはリーダーじゃないから」

サクラ
「ふーん。でも、主役でしょ。何か言った?」

ナリタブー
「とにかく主役は俺だろ。それにリーダーは俺。
さらに偉いのは俺。速いのも俺だぁ!」

リョーコ
「偉いのは私よ」

サクラ
「それよりナリタ、テレビテレビ」

マヤノピッグ
「スイッチオーン」

ナリタブー
「ああそうだそうだ」

フジキントン
「スイッチオーん~」

サクラ
「ドアホー!」(ボガァ!)

ナリタブー
「もーうスイッチオンしてー! さあ見るぞ」



バブルトンフェロー
「むあはっはっはっはっは! わーっはっはっはっはっはっ!
これで私の栄光への道がまた一歩近づいたぞムフフフフ」



ナリタブー
「くぅぅぅぅぅ……こぁぁぁ! く、腐りきってる!
もう許さないぞ! バブルトンフェローめ!
その腐れきったお前に未来はないということを教えてやるぜ!」

サクラ
「テレビ中継中にやるなんて、バカぁ?」

リョーコ
「雑魚を利用するなんて、なんて卑怯なヤツ!」

マヤノピッグ
「姐さーん、あの雑魚どもピックアップしといてー。
見所ありやぁ」

リョーコ
「変態豚。
サクラ、頼むわよ」

サクラ
「あ、あたしにはナリタがいるって言ってるでしょ!」

ナレーション
「この番組は、PRA豚競争協会の提供でお送りしました。
次回、連続ラジオドラマぶたっていいともをお楽しみに」

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