マップ名 | シナリオ内容 | |
---|---|---|
1 | 理動研究所 | オープニング。少女(スセリ)が謎の物体に対して話しかけているところに研究員が来て叱る。 で、研究者(デュー)がなにやら企んでいるらしく謎の物体もといハルム構造体(ビード)とやらを起動させようとして何かする。 ついでに18号標体以外は処分しろなどと抜かす。 しばらくして施設の機能が停止したのでスセリは手術から逃げることができ、起動して研究員を殴り倒したビードを見つけて一緒に逃げようとする。 が、警備員が来て万事休すかと思われたが実は彼はスパイで脱出の手助けをしてくれることに。 しかしビードは動かず、スセリは諦めてスパイ(ハブロ)と逃げることにするが、プレイヤーがビードを動かせるようになりスセリたちと同行することとなる。 |
キャラクター | ||
ビード | ||
・ナビゲーターによると主人公らしい。両手に装着している「○○サーク」はジャマダハル(カタール)のような形状の光の刃。 ・ハルム構造体(ナノマシン集合体?:オリジナル用語)と呼ばれる人造人間。感情を再現するプログラムはなく、脳をエミュレートしたもので思考しているらしい。 ・ビードという名前はスセリが勝手につけたものでデュー達研究所やソルパガニア軍などの人間にはハルム構造体としか呼ばれない。しかしデューはスセリが「ビード」という名をつけていたことを知っていたのか、終盤再登場したときに「それがビードなのだ」と発言する。 ・無言で人を殺す半面、スセリを守ったり抱いて泳いだり、敵に一人で立ち向かったユーインを真っ先に助太刀しにいくなど、人造人間のくせに人情味あふれる行動を取ることも。 ・スセリ的には彼は起動前から友達。生存に有利不利で行動するわりには、スセリの「この人達普通の人だよ、殺さないで」という言葉をきちんと守ったりする。 ・傭兵組合で初めて組合幹部と会ったとき、「でかい男」と呼ばれていたが身長は188で(でかいのは確かだけど)ファイターとかデューよりは小さいしMサイズである。 ・「はい」「いいえ」の選択肢で話が先に進んだり、ショップで買い物をしているときにはスセリが何か言っているものと思わせておいて、実は頷いたり首を振ったりして会話を成立させているのかもしれない。 ・上の根拠はスラム街のごろつきに勝ったとき、「化け物」と言われたことにショックを受けたスセリのほうを向いて首を横に振っていたことと、チャーナ村で一人のときに「あんたらは兵隊なのかね?」と聞かれて同じ動作をしていたことなど。間違いなく、言葉に反応して首を振ることはできる。 ・ちなみに「男」とたびたび言われるものの、ナビゲーターを見れば分かるとおり性別は不詳。 ・年齢も当然不詳。取説1ページ目で「青年」と表現されている。チャーナ村で村人の少年レグに拾われたとき、何度も「おじさん」呼ばわりされているがあのくらいの年齢の少年が「おじさん」呼ばわりするということは20代中盤くらいの外見をしているのだろう。 ・髪の毛に可動感がないが、研究所脱出のさいデューの理動からスセリを守ったとき、すごい逆立っていたのでたぶん本物。 ・自身の生存以外のことには頓着しないというナビゲーターの解説だが、味方になりそうな人物を助けるのはともかくソルバに「ドライとの一騎打ちを受けてやってくれ」と言われて頷き本当に一騎打ちをしたりとちょっとバグっぽい行動を見せることもある。「味方との交信の結果、『一騎打ちは他の味方の消耗を防ぐ有効な戦略』と認識した」だけかもしれないが。 ・フォーネはスービックの制御虫の命令系統を奪えなかったが、もしかして同じくムールの集合体であるはずのビードがフォーネに操られたりしなかったのもビードが既に生物化していたか、特殊な命令系統を持っていたからだろうか。 ・ナビゲーターでは味方とは緻密に連絡するので必要があれば話しそうでなければ話さない。とあるが、序盤こそ「……」という台詞(?)があるのに中盤以降全くない。そして一度も話さない。 |
||
スセリ | ||
・ナビゲーターによるとヒロインらしい。彼女の武器は敵が装備している「○○アスト」と違い、光で構成されていない鈍器っぽいもの。 ・節理植脳標体(節理(理動(魔法みたいなもの:オリジナル用語)の発動源となる機構:オリジナル用語)を埋め込まれた実験体:オリジナル用語)、と呼ばれる改造人間。 ・デューに改造された子供の中で14歳まで生き残った貴重な17号標体(節理植脳標体の略)ということになっていたが、 いらなくなったので処分されかけたところを節理除去手術中にビード起動の衝撃によって研究所の機能が停止したため脱走に成功し、 起動したビードを見つけてともに研究所を脱走する、というところから話が始まる。 ・最初デューに「様」をつけていたが、研究所脱出時のビネリとの会話で早々に「様」を取ってしまった。 ビネリとの会話で言い直したときはどこかの竜族のデブが序盤で核心部分をネタバレしたときと同じようなうっかりミスだったのだろう。 違うのはこちらは明らかに製作者の意図でそういう台詞になっているということ。 ・人間的な経験が不足しているとはいってもフォーネのようにデュー的エリートコースの教育を受けていないらしく、 「化け物」とか「普通の人間とは思えない」といった言葉にすぐ落ち込むことに代表されるように人間的な感情には溢れている。 ・いつの間にか「もう、ビードったら。挨拶ぐらいはした方がいいよ」などとおかぁちゃんになっていたりする。 ・かと思えば「ビードが守ってくれるから大丈夫」という発言も多く、保護本能と庇護本能の両方が極端に強い性格なのではないかと思われる。 ・化け物呼ばわりされるのは嫌なくせに、理動が使えると言ったら周りに驚かれる経験を何度かしているのにやっぱり「理動が使える」と主張する。 ・ヴォロルのごろつきに「幸せそうな顔をしている」と言われているが、これが単なるたかりの前口上なのか本当に幸せそうだったのかは不明。 とりあえず理動研究所から脱出するときは取説の目次やキャラ紹介のイラストのような幸せそうな顔は見せていなかったと思われる。 ヴォロルで本当に幸せそうにしていたならそれは外の世界の街を見たことからか、もしくはビードが何度も守ってくれたから安心している、といったところだろう。 |
||
ハブロ | ||
・導き役。通常装備する「○○セルン」はオレンジ色に輝く短剣型の武器で、敵が装備しているときと違って逆手に持ってコンダクターのような動きをする。 ・理動研究所に潜入していた、メリエ連合という国家の27歳のスパイ4年生。軽げな性格だが実は超優秀な仕事人らしい。なんとなくふたご座っぽいキャラ。 ・ナビゲーターによると、彼の任務はビードだけではなくスセリもメリエ連合に持ち込むというものだったらしい。処分されかけたとはいえフォーネより取り扱いやすそうだし、理動技術を盗むにはいいのかも。 ・後になって別居中で1コ上の奥さんが出てくる。しかもバツイチ。 ・おどけキャラによくある、両手を上げる動作をよくする。彼のこの動作がイベント進行を微妙に長くしていることも多い。 ・ACTの変わる時は彼の独白が入ったりするし、台詞数は後半「……」すらなくなるビードはともかくスセリより目立ち、特にACT3では彼の台詞が最も多く感じられる。 ・明らかにセルン系よりブローエイプの方が使い勝手がいい。 |
||
デュー | ||
・何かを計画しているらしい研究者。遺構部主幹になった年齢は28歳と特定されているのに、何故か現在の年齢は不詳になっている。 ・見た目かなり細い感じながら、身長が200を超える。まあ現実に世界最高身長の人だってあまり太い感じしないですしなぁ。 ・非常に不健康そうな顔にイヤな感じの黒装束から悪の匂いがプンプンする。下半身半透明ならザコっぽいのに。 ・彼の計画は「構造淘汰」というらしい。それが虫をムールに戻すことなのかなんなのかは解らない。人類を進化させるっていうがなんでそんな風に思ったのかも分からない。 ・エンディングで武器だけ残して崩れて消える演出があるけど、もしかしてデューもムール体になっていたとか? |
||
その他研究員 | ||
・理動研究所職員。名前と顔があるのもいたが速攻でビードに殺されたため結局ストーリーには絡んでこない。 | ||
2 | 理動研究所2 | 地上からの脱出は無理ということで地下を目指すスセリ達(ゲーム的には主人公はビードだからビード達?)。 |
3 | 理動研究所3 | 今は使われていない遺跡採掘坑に向かうことになったご一行様だったが、デューが残しておくことにした18号標体(フォーネ)と理動兵に早くも遭遇。 ハブロはブローエイプを(装備してなくても)撃ちまくって施設の一部を破壊し、理動の制御を不可能にしてビードとスセリを逃がした。 しかし遺跡採掘坑に着いた二人を今度はデューの配下というナル野郎(ビネリ)が待ち受けていた。彼の差し向けた兵隊をとっとと蹴散らすも、今度は自分がとビネリが迫ろうとする。 そこへデューが現れ、私がやると言い出す。ビネリ引き下がる。強力な理動を食らいそうになる二人だったが、ビードはスセリの前に立ち、その理動を受け止めた。その後の戦闘ではそんな能力使わないのに。 ともかく理動を受け止めた衝撃でかなんでか穴があき、二人は水路に消えるのでした。ACT1終了。 |
キャラクター |
フォーネ | ||
・18号標体。ナビゲーターによると実は虫使い(虫(昆虫を模した機械生命体でいろんな目的で存在しているらしい:オリジナル用語)に命令をできる特殊な方法を受け継ぐ一族:オリジナル用語)の出身らしい。武器は変な名前のバトルアームで乏しい腕力を思いっきり埋めて近接戦闘を可能にする。 ・標体のなかで最も高性能ということでエリート教育を受けたらしく、11歳のわりには難しい単語を使い、感受性もクソもない機械的な性格をしている。 ・ユーインが理動研究所にいた頃はもっと普通の性格だったらしい。その頃の記憶が薄く、ユーインに語りかけられた時気分が悪くなったらしい。 ・こけしみたいな髪型に血の気の無い無表情な顔でかなり不気味。しかも服は真っ赤でなんかトイレのドアを叩いたら出てきそうな雰囲気。 ・エンディングで死ぬ直前に感情が目覚めたが、それはデューがやられたから抑制されていたものが開放されたのか遺跡と一体化したのが原因なのかははっきりとは分からない。 |
||
ビネリ | ||
・デュー直属の配下ではないが、スセリ曰く取り入ってる人。 ・スネオヘアーが重力に逆らえなかったような髪型をしている。もちろん超ナルシスト。 ・いわゆる金持ちのボンボン。本人の実力もあるらしいが親の七光りで成り立っている。 ・取説でイラスト付で紹介されてるのに、ちょこちょこっと3回出てきただけで一回戦ってさっさと死ぬ。能力値は高いのに強い印象全くなし。 |