〔TCG版とのルールの違い〕
まず、敵本陣を取れば勝ちではなくHPを0にすると勝ち、と勝利条件からして違い、地形はダンジョンごとに固定。
(というか、主人公自体モンスターにやられてHPが0になると「(主人公名)はゲームから除外されました」と表示されることから、主人公や敵召喚術師もゲームのユニットの1体と考えていいのかも)
もちろん、戦闘中に進軍することはないので進軍タイプの「歩行」と「飛行」「長距離飛行」の違いはスペルや特殊能力の対象になるかならないかの違いだけとなり、「飛行」と「長距離飛行」には違いは全くありません。
カードバトルで使うカードについても、TCG版とは微妙に異なるものがいくつかあります(詳細はカードデータで)。
カードの売値
カードがギルドで売られているものである場合、プレイヤーの所持カードを売ったときの値段の5倍で買うことができます。
コンプ率
ステータス画面で見ることのできるカードコンプリート率ですが、
・「現在持っているカードの種類数」がコンプリート率の***/337に反映されます。
・よって、「持っていたことはあるが、今は手放してしまって主人公が持っていない状態(デックに組み込まれてもいないし、そのレベルを召喚する事ができたとしてもデックに組み込むことができない)」にあるカードはコンプリート率には反映されません。
・ただし、パーフェクトになって数字が黄色になったものは、そのカテゴリに属するカードを手放しても数字が減りません。全コンプの場合も手放した種類分の数字は減りません。
カウンターストップ
・所持金 999999G
・レベル 70
・最大HP 50
・Exp 999999
・コンプリート率 337/337
・召喚レベルUPポイント ?
・各召喚レベル 8
・仲間以外の各カード所持数 99(デックに入っている分も含む)
また、Expはカンスト時にバグが起こることがあります(このページ下の方に載ってます)。
カンストする戦闘を無事に終了することができた場合、なぜかレベルが2つ上がりますが、ステータス画面やセーブデータのレベルの数値は71にはなりません。
(レベルアップ時のメッセージには「レベル71になった」と表示されましたが…)
しかも2レベル上がったうちの片方では召喚レベルUPポイントが3ではなく4加算されます。70までレベルを上げれば海の王でも全召喚レベルを8にできるので関係ないのですが謎です。
そして、ステータス画面のNext値は0になってしまいます。
カードの状態
TCG版では、「死亡」は死亡限定の利用が可能、「破棄」は使えないが特殊能力などの対象になることがある、「ゲームから除外」はどんな効果の対象にもならない、というルールですが、PS版では以下のようになっています。
状態 | 発生条件 | 効果 |
---|---|---|
「死亡」 |
・効果に「死亡させる」となっている特殊攻撃を受ける。 ・ダメージを与える特殊攻撃や、通常攻撃で防御力が0になる。 | 死亡限定が使える。 |
「破棄」 |
・死亡が確定する(死亡対抗で復活効果を発生させなかった)。 ・効果に「破棄する」となっている特殊攻撃を受ける。 ・能力値入れ換え効果によって防御力が0になる。 ・戦闘中にユニットが召喚したユニットが、ターン終了を迎える。 ・仲間ユニットが「ゲームから除外」の効果を受ける。 ・ユニット「ゾンビ」のみ、死亡の時点で死亡対抗を使えず破棄。 |
死亡限定が使えない。 そのバトル中ではもう使うことができない。 |
「ゲームから除外」 |
・効果に「ゲームから除外する」とある特殊攻撃を受ける。 ・地獄蝿がいる戦場で死亡。 ・カードバトルで負けた時に奪われたカード。 |
(自分のカードの場合)消滅する。ただし、仲間ユニットは「破棄」されるだけ。 (敵のカードの場合)ゲームから除外された時点で自分のカードになる。 |
このうち、戦闘中に発生した「ゲームから除外」の効果は、以下のデックで確認しました。相手は地下室3Fの紫召喚術師。
深淵*1、地獄蝿*1、スケルトン*3、オリガ(+ガルシルトの武具、プレートアーマー、ダンシングソード)、マッシュ(+エルドの小剣、ウィンドトラップ、ぶんどる)、ソフィア(+癒し、カウンタースペル、ランドール呪文書)、その他は全てスペル
幸運にも最初にソフィアが出たので深淵やオリガを壁にしながらスペルで対抗し続けて、スケルトンが敵召喚術師のHPを削ります。
で、敵召喚術師のHPが2になったところで地獄蝿を出し、ソフィアは通常攻撃してきたグリフォンとプレインマンティスを「タイダルウェイヴ」で倒して味方ダメージを0に。
そして自軍行動フェイズで自軍スケルトンを「ジャスティス」で倒した後「ウォーターシェル」で自殺。
戦闘はスケルトン2体とマッシュの通常攻撃で残ったホークウィンドとサンダークラウドを倒して終了。
エアエレメンタル、モーヴ、封印の札を相手から奪った後デック画面を確認すると、スケルトン1体はデックから消滅していましたが、ソフィアは残っていました。
その後トレードモードで戦闘前のデータと比較したところ、
モーヴ、プレインマンティス、ホークウィンド、サンダークラウド、
エアエレメンタル、グリフォン、封印の札の増加を確認する事ができました。
これで、地獄蝿がいる間に倒した
プレインマンティス、ホークウィンド、サンダークラウド、グリフォン…
この4ユニットは「ゲームから除外」されることによって
プレイヤーのものになってしまったということが分かります。
ダブルビンゴ
レベル1ユニット9体と、レベル1もしくは2のユニット1体で召喚すると、
タテ・ヨコ両方のビンゴを成立させる事ができます。
すると、もちろんその両方に加わっているユニットには両方の恩恵が出ます。
よって、両方にかかわるユニットはクリムゾンソルジャーが最高です。
他は、攻撃軸にブルーシャーク、クリムゾンアント、デザートリザード、グレイウルフを。
防御軸に深淵、モンスタープラント、トンネラー、それと少年聖歌隊とかアイテムを使えるユニットがいいですね。
そして、並べ方はもちろん防御ビンゴ(防御力最強)>クリムゾンソルジャー>攻撃ビンゴです。
滅茶苦茶な強さを誇ります。
ただし、スペルや特殊能力などに対策をしておかないと、一網打尽にされてしまいます。
トレードモード
トレードモードでは、完全に等価でなくても
「低い方のカードの総得点(▲1、◆3、★50、クラブ80)」:「低い方のカードの総得点*1.1」(小数点以下切り捨て)までの違いなら交換できます。
ただし、総得点が10ポイント以下の場合は等価交換でなければならないようです。
また、総得点が100ポイント以上の場合は、「低い方の総得点*1.1」に1*(低い方のポイントの100の桁)をプラスしたポイントまで交換可能です。
例1:
1P側(カードが欲しい側)がクラブ1を出して得点80になる。
その場合、2Pは88ポイントまでカードを渡す事ができる。
また、1Pがもう一枚クラブクラスカードを出すと得点160になり、
その場合2Pは(160*1.1+1*1)で177ポイントまでカードを渡す事ができる。
例2:
1P側が得点18になった場合は、19ポイントまで交換できる。
例3:
1P側が10ポイントの場合は2Pも10ポイントでなければならない。
例4:
1P側が400ポイントの場合は2Pは444ポイントまで出せる。
なので、2つのセーブデータを用意して
「リフォーメーションを4枚出して相手のリフォーメーション4枚とボーナス分のカードを貰う」
セーブ後さらにトレードモードに入り
「4枚リフォーメーションを出して、さっきもらったカードと一緒にトレード」
…といった感じでどんどんトレードしていけば、カードは無限に増やせます。
どうせメモリーカード2枚と2Pコントローラを使うなら、スクルドとかを一つもらってリフォーメーションに変え、それをトレードした方が早いですが。
バグ情報
・デック作成などの時のカードの選択画面で、高速でスクロールすると
突然カードの画像が表示されなくなってゲームが止まります。
トレード中などは特に危険なので注意。
・詳しい事は未確認なのですが、レベル70になる勝利の瞬間に音楽だけ流れて画面が動かなくなりました。
場所は火炎要塞のバボン戦で敵パーティ数は山札切れのため0、味方はレベル1ユニット8体組みのAtc17で5ダメージ分オーバーキル状態でした。
これは恐らく、勝利前のExpが999930であるために7000expを加算できず、処理が止まってしまったためと思われます。
この後ロードして行なった地下室3Fでのカードバトルでは無事に戦闘終了することができました。
一応、Expが999999寸前の時は高Expの敵を倒さないようにした方がいいでしょう。
有利なバグ
バグっぽいルールがいくつかあります。
○碧鱗の王は、「種族:リザードマン」ではないのに「偉大なる咆哮」が有効です。
バードマン攻撃隊長や鉄と鋼の王や欲深き皇帝ではこの現象は起こりません。
○ファイナルストライクを使っても装備が破棄されない?
…という現象がありました。
状況は地下室3Fにてボーンゴーレムに「ルビーの指輪」を装備させて、「ベルバの箱庭」が使われた戦場でヒポグリフ&ダイアーウルフに対して「ファイナルストライク」(ダイス目は5)を使ったんですが…
次の召喚フェイズでは「運命の車輪」を装備。そして戦闘フェイズ突入…で「ボーンゴーレムの火の恵み ボーンゴーレムに火の恵み ボーンゴーレムの能力を変更!」と表示され、ボーンゴーレムは火属性で火火風を使えるままの状態。
その後、「ファイアジャイアント*1、ファイナルストライク*1、黄金の盾*1」というデックで実験してみましたが、ファイナルストライクで敵が全滅した次のターンも黄金の盾の効果が生きていました。
また、上のデックにオーク歩兵隊、アリアオロの真珠、ミラーイメージを入れて「ファイナルストライク→オーク歩兵隊にミラーイメージ」という流れでやってみましたが、やはりオーク歩兵隊のアリアオロの真珠もファイアジャイアントの黄金の盾もなくなりませんでした。
以上のことから考えて、どうやらファイナルストライクは使ってもユニットが生き残りさえすれば装備品がなくならないようです。
○なぜか敵に限り「海の怒り」が無効になり、特殊能力の対象にならないユニットが出ることがあります。
最初にあった状況は密林の遺跡9Fで敵ウォータードラゴンに敵七つの海の王子が「海の怒り」を使った時。ウォータードラゴンにその効果が現れず、次に通常攻撃に対抗して「感電」を使ってみると、ウォータードラゴンが選択の対象になりません。
(もちろんウォータードラゴンはチャージを得られず、本来なら倒せていた味方の先頭にいるドワーフ王国戦士団+防御ビンゴ+黄金の盾を倒すことができない)
そして、自軍行動フェイズに移ったとき「ドワーフ戦士団のチャージ」と表示されてしまいます(後攻なので意味はなし)。
他の場所でもこの現象が発生している(効果の選択対象にならないのが海の王子だったり海の怒りの効果対象だったりしますが、海の怒りの効果がないのは共通)ので、どうやら敵が「海の怒り」を使うとたまに不具合があると考えられます。
敵召喚術師が七つの海の王子を入れているのに「海の怒り」をあまり使わない事が多いのもこれと関係あり…?
ちなみに、上の例で「感電」を使った時に対象選択画面から消えているユニットですが、特殊能力の選択対象にならないだけで全体攻撃をかければ当てられます(その際にも対象としては表示されず)。
○「熱毒」でも似た現象が発生しました。
場所は聖女の森10層(ミカエル撃破前で依頼は受けていません)。
こちらの先頭にいるスライムに敵が「熱毒」をかけてきたのですが、「熱毒」の効果はなく、次に「感電」で通常攻撃に対抗しようとしたところ敵味方双方の先頭にいるユニットが対象にできません。
先頭の大型ユニットを特殊能力で倒さないと(もしくは行動完了にさせないと)味方が死ぬという状況もあるので、これは「熱毒」が無効で有利な面もあり(というかスライムに熱毒かけられたって痛くも痒くもないんですけど…)不利な面もありますね。