~村の中へ~

   《オーパスの村》

アイリス
「…十字架がいっぱい。なにか暗い
雰囲気ねぇ…どうしたのかしら…」

~西の民家の老婆~

アイリス
「あのぉ、おばあさん…
 “かわうそ族”って、ご存じ?
 知っていたら教えて欲しいの」
老婆
「悪いが、知らないねぇ…
 わしは親戚を訪ねてこの島に渡っ
たんじゃが…もうこの有様だった」
「若いモンは誰もいなかったよ。
 そうだ、アロンの坊やがいたか…
 ガキの頃、この島に住んでいた坊
やで、わしと一緒に来たんだよ」
「アロンの坊やは、この村の惨状に
ショックを受けて、森に隠れてい
らしいが…探してみたらいいかも」

~オーパスの山道~

アロン
「お前たち!! 何者だっ!?
 エドの手下か!?」
リュッケルト
「エド? 手下?
 何の事を言ってるんだ…?
 ところで、君がアロンか?」
(アロン下がる)
アロン
「どうやら違うらしいな…
 そうとも、俺がアロンだ。
 何か用か?」
アイリス
「私たち、かわうそ族を探している
んですが…助けてもらえませんか」
アロン
「かわうそ族か…知らん事もない。
だが俺は忙しい。島の皆を殺したエ
ドの野郎をやっつけに行くのだ!」
「エドを倒すのを手助けしてくれた
ら、そのあとで助けてあげてもいい
が…」

 どうしますか?
→「助力しよう」
 「考えさせてくれ」

-----------------------------------
(助力しよう)

アロン
「よし!
 じゃあ、仲間に入れてくれ」
アロン
「この扉は要塞迷路に通じている。
 俺は扉の開け方を知っている」
「この迷路を突破して、エドのいる
王宮に向かうんだ!」

アロンが仲間になった!

-----------------------------------
(考えさせてくれ・または外す仲間の選択時アイリスを選択)

リュッケルト
「ちょっと考えさせてくれ」
アロン
「ああ、いいとも。
 気持ちが決ったら、いつでもここ
へ来てくれ」

※断った後話し掛けるとこれを表示

アロン
「どうだ、エドを倒すのに、協力し
てくれるかね?」

~洞窟へ~

アロン
「じゃ、行くぞ!」

~要塞迷路 要塞の鍵のある部屋~

ガード
「おい、待て!! お前たち!」

(城兵×3と戦闘)

~要塞迷路 鍵のかかった扉1、2~

 扉には鍵がかかっている。

アイリス
「ここで鍵を使えばいいんじゃない
?」

~鍵を使う~

 鍵が開いた!

~鍵がかかった扉3、4~

 扉には鍵がかかっている。
 ここで鍵を使う必要がある。

※鍵を使った時のメッセージは1、2と同じ

~B1のレバー~

 どうしますか?
→レバーを下げる
 なにもしない

---------------------------------
(レバーを下げる)

 おや? どこかで扉の開く音が…

~B1中央の扉~

 扉には鍵がかかっている。

※会話は一度だけ

アイリス
「見て、扉の両側に、なにかへこみ
が…なにかの形みたい」
リュッケルト
「ピック、か?
 半分に割れたピックだな…
 ここで2つ、使えってことか?」

※1つしかない時に割れたピックを使う

 ピックは1枚しかない。
 もう1枚必要だ。

~王宮内部 従僕~

従僕
「お、お、お、
 じ、城主様は、ただいま、どなた
にもお会いになりたくないと…」
アロン
「ほう!
 だが俺のほうが会いたいのさ!
 どこにいる!?」
従僕
「そそ、そんな…中央の間にいらっ
しゃいますが、鍵をかけて…」
アロン
「鍵!? 開ける方法は?」
(アロン、従僕をゆする)
従僕
「ごほっ! さ、さあ…あ、そう
だ、どこかに合鍵があったかな?
暗号錠のかかった箱のなかに…」
アロン
「暗号錠だと!?」
従僕
「そ、そうです…城主様の名前を入
れれば開きます…他を入れると、呪
いがかかりますので…」
アロン
「分かった。世話かけたな」

~南東の部屋にある箱~

(箱を開ける)
※初期状態

 箱は開かない。
 見ると、フタのところに文字板が
ついている。文字を入れなければ開
かないということか…

 文字を適当に入れてみますか?
→「適当に入れる」
 「やめる」

(適当に入れる)呪い効果音

 箱は開かなかった。が…あれ…?
なにか気分が…
 呪いがかかったのか!?

※従僕と会話後

 箱のフタには文字板がある。
 従僕が確か、暗号を教えてくれた
っけな…

 さて、最初はどの文字だっけな…
→ア
 エ
 オ

 さて、次はどの文字だっけな…
→ダ
 デ
 ド

-------------------------------------
(「エ」「ド」の順で選択)

 箱は開いた!
 中にはカギが入っていた。

城のカギを手に入れた!

-------------------------------------
(それ以外)

 箱は開かなかった。が…あれ…?
なにか気分が…
 呪いがかかったのか!?

(呪われて箱は開かないため、もう一度最初からやり直す事になる)

~王宮内部中央の部屋~

エド
「ウヘヘヘヘ! 何だ、何だ!
 まだワシに歯向かうヤツがいたの
だな?」
アロン
「エド城主! 貴様、俺の家族、友
を捕え、殺した罪、今こそつぐなっ
てもらうぞ!!」
エド
「フフン! やってみろ、できる事
ならばな!
 だが、ワシはひとりではない!」
(城兵が進み出て、城兵×2+エドと戦闘)

(画面フラッシュ)

エド
「うう、うう…
 ああ、私はどうしていたんだ…」
(エドうろうろ)
アロン
「! まだ死んではいないか!
 しぶとい奴め!」
(アロンが踏み出す。リュッケルト駆け寄る)
リュッケルト
「待て、アロン!」
リュッケルト
「様子がおかしい。 さっきとは人
が違うようだ。 エド城主、操られ
ていたのでは」
エド
「囚人島を視察に行ったのまでは、
覚えている…そこで何かを見たのだ
が…ああ! 記憶がない!」
(再びうろうろ)
アロン
「…本当か!? エド、お前はオー
パス村の連中を虐殺したんだぞ!」
(エド、一瞬アロンの方を向いて後ずさり)
エド
「虐殺! この私が!? おお…
 そうだ、囚人島! あの島で私の
体は乗っ取られたのに違いない…」
(後ろを向く)
エド
「おお…私は取り返しのつかない
間違いを犯してしまった…」
(素早く左右を向く)
エド
「おお…おおお…」
(リュッケルト、エドの方を向く)
リュッケルト
「いまさら、彼を責めてもしかたが
ないだろう…アロン、気持ちは分か
るが…」
(エド、再び素早く左右を向く)
エド
「おお…おおお…」
(アロンとリュッケルト、向き合う)
アロン
「……
 そうだな…」
(アロン、エドに近づく)
アロン
「操られていたとはいえ、きさまの
犯した罪は重い。一人でゆっくりざ
んげするんだな…」
(アロン、パーティの方を向く)
アロン
「村に戻ろう、みんな…
 エド城主! 扉を…」
(アロン、エドの方を向く)
エド
「わかった…この階の南門を開け
させておく…おおお…」

~南門から出ようとする~

エド
「待ってくれ!」
(エドが走ってくる)
アロン
「何だ? まだ何か…」
エド
「違う!
 皆の者、私と一緒に囚人島に行っ
てくれないか?」
リュッケルト
「なに!」
エド
「私の罪の重さはわかっている。だ
が、ざんげする前に城主としてやら
ねばならぬことがある」
「あの島…あの島で何かがとりつい
た…その正体をつきとめたい。そし
て二度と間違いがないように、あの
島を封じる必要がある!」
アロン
「その心は本当か? 本当だな!?
…だめだ、俺には信じきれない!
 俺は抜ける…」
アロン
「かわりに君たちが行ってくれ…
 もし嘘ならば、俺がエドを殺す!
 本当ならば、俺を呼んでくれ」
「じゃ、俺はオーパス村にいる」
(アロン、出て行く)

アロンが仲間からはずれた。

エドが仲間になった!

(強制的にオーパスの山道に移動)

エド
「まず、オーパスの船屋に行こう。
 そこで船の手配をする」

~船屋~

店員
「船の御用ですか?
 どちらまで行かれます?」
エド
「囚人島までの船を出してくれ」
店員
「こっこれはエド様!! はっはい
すぐに用意しますです!
 桟橋でお待ち下さい!!」

~囚人島~

   《囚人島》

~扉に近づく~

声
「誰だ!」
エド
「私だ! 城主のエドだ!
 この私を見忘れたか!?」
声
「は! はい、エド様、今、開けま
す…」

(扉が開き、中へ強制移動)

~少し奥へ~

番人
「こ、これは確かにエド様…
 一体何事でしょうか?」
エド
「この前私が来た時、どこに行った
かお前は覚えているか?」
番人
「は? 忘れ物でしょうか?
 地下3Fの、スカルマスター様の
所ではないでしょうか?」
エド
「スカルマスター? …?
 フム…わかった。地下3Fだな。
では行ってみることにしよう」
番人
「お気をつけて…」

(番人2人とも一歩下がる)

~B1への階段~

エド
「…だんだん思い出してきた…
 こうして階段を降りて行ったんだ
…視察をしながら、下に…」

~B3に降りてすぐ~

エド
「…確か、この階の下に、洞窟があ
ったんだ…何かを皆が掘っていた…
何を掘っていたんだろう…」

~地下洞窟奥~

エド
「ああ、思いだしかけた…
 何か、古い骨を掘り出していた…
囚人たちが…ここで」

~囚人に近づく~

(囚人1が大きく動く)
囚人1
「よっせ、よっせ、よっせ…」
(囚人1が大きく動く)
囚人1
「よっせ、よっせ、よっせ…」
(エドが左右を見る)
エド
「そうだ! ここで変なモンスター
に会ったのだ…採掘を指揮して、妙
な骨を掘り出していた…」
(アイリスがエドに近づくが、囚人1が振り向く)
囚人1
「あっ!
 あんた、戻って来たのか…
 早く逃げろ!」
アイリス
「見て、あそこにモンスターが!」
(スカルマスターが奥から現れる)
スカルマスター
「よおぉ、これはエド城主…何の用
かね? また村人たちを処刑して欲
しいのかな…それとも監禁かね?」
エド
「お、お前が私を操ったのだな!!
 許せん!!」
(スカルマスターと戦闘)
囚人1
「やったな! スカルマスターは、
追放されたガリハアクを呼び寄せよ
うとしていたんだ…」
「俺達、強制労働中に、昔の骨を見
つけた…この島は、悪神ガリハアク
が、前の戦いで傷ついた場所。その
骨はガリハアクのものだったんだ」
「その骨は変化し、モンスターにな
った…それがスカルマスターさ。
 奴はこの島を支配し、俺達にここ
を掘らせ、他の骨を捜した」
「新たに見つけた骨を、スカルマス
ターはランパル王に送ったらしい。
その後どうなったか知らないが…」
リュッケルト
「そうだったのか! ランパル王が
受け取った骨のフルート、それはこ
こから送られたものか!」
(ベルの音が)
囚人2
「非常ベルだ! 立話をしているヒ
マはない…スカルマスターはやっつ
けたが、ヤツの手下はまだいる!」
「この非常ベルを聞きつけ、やって
くるに違いない…ここを早く脱出す
るんだ! 俺達はここで仕事をして
いるフリをしているから…」
エド
「分かった!
 じゃ、リュッケルト、早く行こう
!」

~B2~

アイリス
「見て! 赤いライトがついてる!
警報…!?」

~上の通路へ行こうとすると~

※閉まる扉は、ここに限らずどの方向から近づいても閉まる

(扉が閉まる)

エド
「! 我々を閉じこめるつもりか」

~ベッドのある部屋の南の部屋~

看守
「スカルマスター様に逆らうやつめ
!!」

(城兵と戦闘)

~B1東の通路の先~

(扉が閉まる)

※1Fへの階段側から触れた場合

リュッケルト
「まったく、心臓に悪いぜ!」

※B2への階段側から触れた場合

リュッケルト
「ここもダメか!」


~B1西の独房の扉~

(囚人が駆け寄ってきて、扉が開く)

囚人
「さあ!
 この独房を通ってゆけ!」

(囚人去る)

~B1南の独房の扉~

(囚人が駆け寄ってきて、扉が開く)

囚人
「みんな、ここを通れ!」

(囚人去る)

~1F、上がってすぐの閉じる扉の左側の扉~

(囚人が駆け寄ってきて、扉が開く)

囚人
「さあ!
 みんな、こっちだ!」

(囚人去る)

~1F、西の通路の先~

(扉が閉まる)

※B1への階段側から触れた場合

エド
「くそっ!!
 おどかすんじゃないぜ!
 出口はすぐそこなんだが」

※出口側から触れた場合
エド
「くそっ!!
 おどかすんじゃないぜ!」

~1F、北西の扉~

(囚人が駆け寄ってきて、扉が開く)

囚人
「みんな、
 オレたちがついてるぜ!」

(囚人去る)


※1F東側の扉は、どちら側から触れてもメッセージ無しで閉まる

~桟橋~

エド
「さて、どうやって船を呼ぶか…
 お!? 船だ! 誰かやってきた
のか? これは幸い!」
(エドが桟橋の先へ走っていく)
アロン
「おおい! みんな!」
(アイリスが桟橋の方へ)
アイリス
「アロンさん! 迎えに来てくれた
のね…」
(パーティ、桟橋の先へ。船が来て岩の島へ戻る)

~オーパスの桟橋~

アロン
「無事脱出できたみたいだな。
 島の様子が変なんで行ってみたら
ちょうどあんたたちが出て来た…」
エド
「アロン…私はまた、お前に借りを
作ってしまったようだ」
アロン
「返してもらうぜ…いつかはな。
 ところで、今度は俺の番だ。
 かわうそ族に会わせてやろう」
(エドが北側へ)
エド
「では私は領地に戻る…
 我が意志に非ずといえ、我が肉体
が犯した罪をつぐなわねばならぬ」
アイリス
「エド城主…」
(エド去る)

エドが仲間からはずれた。

アロン
「…他人の罪を背負う、上等だ。
 それでこそ城主だよ…
 さ、あんたらの仲間になろう」

アロンが仲間になった。

アロン
「かわうそ族は、山の洞窟の中の
池の水底に住んでいる。その姿、
呼びかけの歌に応え現すという」
「呼びかけの歌は、古の魔法の歌
だ。俺にゃ歌えないが…あんたな
ら歌えそうだな?
 教えてやるよ…」

(かわうその歌 歌詞入力)

アロン
「てなわけで、次は池のある洞窟
を探すんだな」

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