~フーコーの家奥にある開いた宝箱に接触~
リュッケルトは箱の中を覗きこん
だ。すると、中には震動石はなく、
ただ無限の空間…ああっ!? 体が
吸い込まれる…
(くるくる回って箱の中に。鍵盤階段へ移動)
ライオネル
「おや…ここはひょっとして、サン
クトス島じゃないか?
ホラ、こいつは鍵盤階段だ」
アイリス
「サンクトス島?」
ライオネル
「三日月島のそばにある神殿の島な
んだ。この鍵盤階段を昇っていった
先に、アトビオンの祭壇がある」
「ランパル王は、そこで角笛を奉納
したときに、おかしくなられたのさ
…魔の角笛の音によって、な」
「で、南にグレゴリアの町がある。
寄ってみるかい?」
アイリス
「そうね、休んだほうがいいわね」
~グレゴリアの寺院~
ライオネル
「おや、人がいるぞ。それも、結構
な美人だ…!」
ショウコ
「…あの、ジル大僧正の行方はお分
かりになりましたの…?」
ライオネル
「へ!?」
アイリス
「どういうことですか?」
ショウコ
「…あ、違うんですの…困りました
わ。どうしたのかしら…
…これでは島に渡れないし…」
「…あ、失礼しました。
わたくしはショウコと申します…
それであなたがたは?」
(ライオネル前へ)
ライオネル
「俺は首都解放同盟のライオネル」
アイリス
「私はアイリスです」
リュッケルト
「で、私はリュッケルト。
魔法で飛ばされて…震動石を探し
ているんですが…」
ショウコ
「…そうでしたか。どこでも妙な魔
法って流行りですのね。この島でも
そうですのよ」
「ジル大僧正様は、それを追って島
のどこかに…」
ライオネル
「それで、帰ってこないと! よう
やっと話が飲み込めた」
ショウコ
「…震動石とやら、ジル大僧正と同
じ場所にあるような気がします…」
ライオネル
「まかしとけ! かるぅく探してや
るさ!」
アイリス
「ちょっと、大丈夫!?」
ライオネル
「まあ、いいだろ。乗りかかった船
ってのもある。やってみるさ。
じゃ、行こうぜ!」
~鍵盤階段~
おや、ここだけ音がおかしいぞ。
ライオネル
「コイツは何かアヤシイ…やや、こ
この下は空洞だ! だから音がおか
しくなってたのかな」
アイリス
「洞窟があるの?
入ってみましょうか?」
~サンクトスの洞窟、左上の箱~
箱がある。
中でごそごそ音がしている。
(「開ける」)
箱を開けると、中から何かが
飛び出した!
(ジル登場)
ジル
「ああ、助けてくれてありがとう!
悪党どもに閉じこめられていて…
で、あなたがたは?」
リュッケルト
「エスタンシアから震動石を追って
きた途中、ショウコというひとから
ジル大僧正の捜索を頼まれて…」
ジル
「ああ、私がジルです。悪党どもの
根城をつきとめやってきたのだが…
結局かえりうちにあいましたよ」
「ところで、震動石ですか?
確かに見ましたな、ここで…」
ライオネル
「見た!? で?」
ジル
「奴らがまた運んでしまいました」
アイリス
「ああ、王宮に入れるのはいつ…」
ジル
「王宮、ですと? 簡単ですよ」
ライオネル
「簡単、だと!!??」
ジル
「ショウコ様がお助けなさるでしょ
う…とりあえず、神殿に戻りましょ
う」
(ジル去る)
ライオネル
「あの娘が助けてくれるだと??」
アイリス
「…神殿に戻ってみましょう」
~グレゴリア神殿~
ジル
「先程はありがとうございました。
さて、ショウコ様は、王宮に行く予
定でここに滞在しておったのです」
ライオネル
「王宮に!? オイオイ、今の王宮
の状況、知ってるのかよ…
アブナイぜ! 女の独り身じゃ…」
ショウコ
「…会わなければならない人が王宮
にいるのです。わたくしは王宮に入
る秘密の抜け道を知っております」
ジル
「ですから、ショウコ様を託す事が
できる方々を探していたのですが、
あなたがたなら…」
そうか、この娘をパーティーのメ
ンバーに加えればいいのだな。
ショウコ
「わたくしを、仲間に入れていただ
けますか?」
-------------------------------------
(仲間に入れる)
リュッケルト
「この人を仲間にしてもいいな」
ショウコ
「…ありがとうございます。では、
ふつつか者ですが、王宮までおつき
あい下さいませ」
ショウコが仲間になった!
ジル
「では、桟橋に船を用意させてあり
ます…それに乗って、三日月島に、
お戻り下さい」
-------------------------------------
(仲間にしない、またはアイリスの「これ以上~」の後ギルドキャラ以外を選択)
リュッケルト
「ちょっと考えさせてくれ」
~エスタンシア~
ショウコ
「まず、王宮の入り口に行きましょ
うか、みなさん…」
~城・門前~
ショウコ
「みなさん、こちらへ…」
ショウコ
「このまま壁に沿って進んでくださ
い…」
~城・壁に沿った突き当たり~
ショウコ
「…ここの壁には秘密があるのです
…秘密の扉。子供の頃、よく通った
道なのです…」
~エスタンシア城内部~
ショウコ
「…それで、どこに行けばよろしい
のかしら?」
アイリス
「なにか、古文書とか、古い物がし
まってあるような場所…」
ショウコ
「…そうですわね。それなら、こち
らの奥に文書保管所がございました
わ」
(ショウコ奥へ)
ショウコ
「こちらですわ…」
※本棚の部屋から南に抜けようとする
この扉には鍵がかけられている。
※本棚の部屋から北に抜けようとする
アイリス
「わぁ…ホコリくさい…
でも、ここにはなにかありそう。
探してみましょう」
(二回目)
アイリス
「まだ、見ていない本棚があるわ。
ここには、なにかありそう…」
~本棚~
おや! ここに古い楽譜があるぞ
…どれどれ?
※左の一番外側の列
(他の本棚を一つも調べずに調べた場合)
なんだ、これは何も書いていない
ただの古い五線譜のようだ。
(他の本棚を調べてから来た場合)
おや、この楽譜は…? 力が感じ
られる、偉大な力が。この楽譜がオ
ードなのだろうか?
※真ん中の列
(他の本棚を一つも調べずに調べた場合)
なんだ、これなら良く知ってる歌
だ。オルカの舟歌だな。よーほーい
よーほーいよっよっよっ!
アイリス
「へんな鼻歌うたってる!」
…ふん。もともとヘンな歌なのさ!
歌がヘタなわけでは決してないぞ。
(他の本棚を調べてから来た場合)
おや、この楽譜は…? 力が感じ
られる、偉大な力が。この楽譜がオ
ードなのだろうか?
※南の一番奥の列
(他の本棚を一つも調べずに調べた場合)
なんだ、楽譜と思ったら、ただの
落書きだな。なになに? 『らんぱ
るおう 10さい』だって? 王様
の子供時代のものかぁ。
(他の本棚を調べてから来た場合)
おや、この楽譜は…? 力が感じ
られる、偉大な力が。この楽譜がオ
ードなのだろうか?
アイリス
「なに…みつけたの…?」
楽譜は全体に汚れていて、よく判
別できない。題の所には、“カリヨ
ン”とあるようだが? これがオー
ドなのだろうか?
いずれにせよ、持ち帰って調べる
必要がある!
薄汚れた楽譜を手に入れた!
~本棚を調べて出ようとする~
(衛兵が二人現れる)
衛兵
「止まれ! お前たちは何者だ!」
ショウコ
「控えなさい! あなたたち!
このわたくしの顔を見忘れたので
すか!」
衛兵
「は! こ、これはショウコ様…」
アイリス
「ショウコ…様??」
衛兵
「し、しかし王の命令で… 危害は
加えませんから… お願いです、お
となしくついてきて下さいますか」
ショウコ
「よろしい。わたくしも、ランパル
に会ってお話をしたかったところで
すから。では、参りましょう」
(衛兵の後について移動)
ランパル
「キャキャキャ! お、お前たちの
行動は、みな見張られていたのだ、
ひひひひ…」
ショウコ
「ランパル!」
ランパル
「は、なんだ、このランパル大王を
呼び捨てにするとは??」
ショウコ
「わたくしをお忘れになったのです
か? あなたの幼なじみ、あなたの
いいなずけを…ランパル!」
ライオネル
「…い、いいなずけ?
つーと、王様の嫁だったのか!?
がーん!!」
(ライオネル後ろへずれる、ショウコ一歩前へ)
ショウコ
「ランパル…ランパル、思いだして
下さい、この私を…そして、一緒に
遊んだ昔の日々を…」
ランパル
「??…う…う…頭が…」
(ランパルくるくる)
ランパル
「…う、う…うふふふ、ふははは!
お前なぞ知らん、お前なぞな!!
…おや?」
「そこに持っているのは何だ?
何か力を感じるぞ…ガリハアク殿
の探しているオードか?」
(ランパル近付いてすぐ戻る)
ランパル
「古の歌だ…だが、オードではない
な。こんなもの、破いてやる!」
「…さあ衛兵、全員を牢に!」
ショウコ
「ランパル!!!」
(移動)
ライオネル
「…しかしあんたがお姫さまだった
とは、つまんねぇな…俺は権威ある
モノって嫌いなんだよ」
ショウコ
「…」
ライオネル
「ご、ごめん、別に深い意味で…」
ショウコ
「…違うこと考えてましたの」
ライオネル
「へっ!??」
(ショウコ壁の前で左右移動)
ショウコ
「この部屋、覚えがある…子供の頃
ランパルとよく迷い込んだとこかし
ら? ならばどこかに隠し扉が…」
~向こうに通路が見える壁へ~
ショウコ
「…ここですわ! ホラ!」
(扉が開く)
~先へ進み、洞窟へ~
アイリス
「あ!」
リュッケルト
「どうした?」
アイリス
「においが。感じる? 同族?」
ショウコ
「…同族? 何の話ですの?」
アイリス
「でも、ちょっと違うな。ひいおじ
いさまのにおいに近いのかな…
とにかく、進みましょう」
~鉄の扉~
鉄の扉がある。
(画面シェイク)
リュッケルト
「おや、開かないぞ?」
アイリス
「わたしに見せて…
ああ、やっぱり、この扉は、昔な
がらの龍族の封じがしてある…」
(アイリスが扉に近付いて画面フラッシュ)
アイリス
「これで通れるわ」
~先へ進む~
声
「そこで…止まれ」
声
「フム、同族がいるな? 分かるぞ
…しかし、来客とは久しぶりだ。
何十年ぶりになるかのぉ」
「わがはいはボルベルキン=タール
ニップ。ボルと呼ぶがよい…」
(ボル近付く)
ボル
「我が輩は龍族の過去を、現在を、
そして未来を反省してここにいる。
我が輩は群れを捨てたのだ」
アイリス
「過去…未来…反省?」
ボル
「いずれ分かる時が来る。
それよりお前たち、ここに何を?」
リュッケルト
「オードを探しに…悪神ガリハアク
を倒すための、オードを」
ボル
「おお、ガリハアク! 屈辱の、そ
して偽りに満ちた過去!
またしても、戦いの時が…」
「ならば、このオーブを持ってゆく
がよい。魔法のオーブだ。
オーブが輝いた方向に進め。オー
ブはお前達を正しい方向に導く」
「進め、そして戦い、真実を知れ。
その時お前達は、我が輩の悲しみを
知る事になるのだ…」
曇ったオーブを手に入れた!
~鉄の扉があった場所の分かれ道の左側へ~
おや、オーブが…輝いている。
オーブの光は、北東を指している
ようだ。
~メッセージ通りに部屋内を回る~
おや、オーブが…輝いている。
オーブの光は、南西を指している
ようだ。
~メッセージ通りに部屋内を回る~
おや、オーブが…輝いている。
オーブの光は、またしても北東を
指しているようだ。
~メッセージ通りに部屋内を回る~
おや、オーブが…輝いている。
オーブの光は、南西を指している
ようだ。
~メッセージ通りに部屋内を回る~
おや、オーブが…輝いている。
オーブの光は、またまたしても、
北東を指しているようだ。
アイリス
「ぐるぐる回ってるわね」
(場所移動)
アイリス
「あら…一瞬、空気が揺らいだ、と
思ったけど…?」
リュッケルト
「おや…オーブが消えてる???」
~城地下・ベッドのある部屋~
リュッケルト
「おや、ベッドがある。
ここで休めそうだな」
(無料宿。セーブポイント機能もあり)
~地下書庫の扉~
<地下書庫>
扉には鍵がかかっている。
ここで使える鍵を探すしかないよ
うだ…
※書庫の鍵を使う
軽い音をたてて扉は開いた。
※室内の箱を開ける
箱の中には1本の鍵と、古い書類
が詰まっていた。この中にある!
なぜか知らぬがあなたは直感した。
と、一枚の紙に指が触れた。
『…オードは、その偉大な力を恐れ
るものたちの手で3つのパートに分
けられた。すなわち序奏、終奏と主
題である…』
『3つの部分は3つの場所に安置さ
れた。その場所は、“怒れる岩屋”
“時の止まった湖”、“かわうその
懐”である…』
ショウコ
「…怒れる岩屋? 火山島グラデュ
アールでそんな話を聞いた覚えがあ
りますが…
アイリス
「火山島…では、次の目的地はそこ
ね! とりあえず、ここを脱出しま
しょう!!」
太い鍵を手に入れた!
~鍵が入った宝箱~
箱を開けると、中には鍵が入って
いた。
“書庫の鍵”と彫られている。
書庫の鍵を手に入れた!
~エスタンシア城室内、玉座のある部屋に出る~
アイリス
「あれ? これは…」
アイリス
「さっき破かれた楽譜だわ。ボロボ
ロになってる…何かの役にたつかも
しれない。持っていきましょう」
~正面扉~
扉は固く閉っている。
ショウコ
「…だめだと思います、ここから外
には出られません…私たちが入って
きた場所から出ましょう」
~隠し扉~
ここに隠し扉がある…
リュッケルトは、扉を開いた。
(外へ移動)
ボビン
「やあ、みんな無事かな? よく脱
出してこられましたな。とりあえず
オレの経営する宿屋へ来ませんか」
「ウチの宿屋は、安全ですよ。
それに、あなたがたなら、無料で
お泊めしますよ…」
アイリス
「ボビンさん…!
ここは、追っ手を避けるため、言
うとおりにしましょう」
(移動)
ボビン
「さあ、早く中へ!」
(移動)
ボビン
「まずはゆっくりお休みなさい…
ここは安全です。話は明日、ゆっく
りとうかがいましょう」
(休み)
ああ、よく寝た…さて、ボビンさ
んはどこだろう?
宿屋の主人
「ああ、みなさん、ボビンさんは、
お出かけになられました」
アイリス
「ええ!? 出かけた?」
宿屋の主人
「これをお読みになるようにと」
『破れた楽譜は預りました。また他
の島で出会えるでしょう。
ボビン』
リュッケルト
「楽譜を…盗られた…?
どういう事だ??」
アイリス
「分からない…でも、とりあえず進
むしかない。火山島グラデュアール
へ。手掛かりはそれしかないし…」
「とにかう港に向かいましょう…
でもなぜ、ボビンさんが…?」
~船屋~
店員
「船の御用承ります。
ただし近海のみ。御用の方はどう
ぞ」
リュッケルト
「火山島へ行く船はあるか?」
店員
「火山島へは15GOLDです。
お支払い下さい」
リュッケルトは15GOLD支払
った。
店員
「ありがとうございます。では桟橋
にてお待ちください」
(所持金不足の場合)
店員
「お金が足りませんよ」
~桟橋~
ショウコ
「…皆様、私は、この島にいます。
ランパルはまだ、とりつかれたまま
…なんとかしてあげたいので」
アイリス
「そう…わかった。
頑張ってね!」
ライオネル
「なんだ…残念だなぁ…ちっ。
おれはもう少し、一緒に旅をする
ことにするよ。面白いしな」
(ショウコ去る)
ショウコが仲間からはずれた。
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